メンテナンス日記1(DPD)
つんとした冷たい空気に、ひんやりとした風。もう季節はすっかり冬ですね。
当社は朝が早いので、とても寒さが身に染みます。
先日、アームロール4トン車のDPDの洗浄をしました。
DPDとは(Diesel Particulate Defuser)の略称で、ディーゼル車の排ガスに含まれるPM(粒子状物質)がフィルター内に一定量蓄積すると、自動的に燃焼させ排ガスに含まれる有害なPMを害が無いように浄化してくれる装置です。
そのDPDですが、フィルター内などに燃焼しきれなかった炭化物が少しずつ溜まっていくみたいで、メーカーいわく1年に1回は分解して洗浄が必要らしいです。
いつもは整備工場さんなどに洗浄してもらうんですが、今回はWAKO’SさんのD-2を使ってみました。
DPD内に洗浄液を充満させ、対流によって攪拌しPMを強力に洗浄、分散させ、再生燃焼時に燃えやすい状態にすることによって、フィルターに詰まって固まったPMを綺麗にとることができるらしいです。
排ガス装置はメンテナンスに想定以上の手間と時間、そして費用がかかりますが、トラックや工場の排ガス規制などが厳しくなってから、空がとても綺麗になってきた気がします。
昔は木更津から富士山が見える事は、冬以外数日しかありませんでしたが、最近は夏でも富士山が見える日もあります。
これからも環境対策を守り、地域に根ざした巡回社会を目指し、努力していきたいと思います。